スピオルト 製品紹介新ビジュアル「inhaleability」

inhaleabilityについて

想像以上に多くのCOPD患者が必要としているもの inhaleability

  • inhaleability(インヘラビリティ)とは、Inhale(吸入する)とAbility(能力)を組み合わせた造語で、「患者さんが薬剤を吸入する力」を指しています。
  • 安定期COPDの薬物療法において、吸入薬は患者さんが何年にもわたり毎日吸入し続ける必要があるため、吸入の動作において負担が少ないことは重要な点です。
  • COPD患者さんは、一般にご高齢の方が多く、加齢とともに吸気流速は低下していくことが知られています。
  • 先生が思っていらっしゃる以上に多くの患者さんが、薬剤を吸入する動作に負担を感じていらっしゃるかもしれません。
  • スピオルト®レスピマット®は、LAMA/LABA配合剤として、薬剤がゆっくり長く噴霧される唯一のソフトミスト製剤であり、患者さんの吸入の負担が少なく、無理なく吸入いただける薬剤です。
  • 患者さんの吸入する力(inhaleability)に左右されることなく、薬剤を肺まで届けられる薬剤、それがスピオルト®レスピマット®です。

レスピマット®は、COPD患者さんの吸入の負担が少なく、
薬剤を肺まで送達できる唯一のソフトミスト吸入器です。

試験概要

目的 全集団:COPD患者を対象に、チオトロピウム+オロダテロール配合剤2用量(2.5μg/5μg、5μg/5μg)を、1日1回52週間吸入投与したときの有効性・安全性を、単剤(チオトロピウム2.5μg又は5μg、及びオロダテロール5μg)と比較検討する。
日本人部分集団:COPD患者を対象に、レスピマット®ソフトミスト吸入器を用いてチオトロピウム+オロダテロール配合剤を52週間吸入投与したときの有効性及び安全性を日本人部分集団と全集団で比較検討する。
対象 中等症から最重症(GOLD病期分類Ⅱ/Ⅲ/Ⅳ)COPD患者5,162例(日本人413例を含む)
試験 [検証試験]第Ⅲ相、国際共同、多施設共同、ランダム化、二重盲検、実薬対照、並行群間比較試験(同じデザインで実施した2試験)
方法 チオトロピウム+オロダテロール配合剤2.5μg/5μg※1、チオトロピウム+オロダテロール配合剤5μg/5μg(スピオルト®5μg/5μg)、チオトロピウム2.5μg※1、チオトロピウム5μg(スピリーバ®5μg)及びオロダテロール5μg※1を、レスピマット® を用いて1日1回52週間吸入投与した。
主要評価項目 FEV1AUC0-3hのベースラインからの変化量(24週間後)、トラフFEV1のベースラインからの変化量(24週間後)、SGRQ総スコア※2のベースラインからの変化量(24週間後)
副次評価項目 息切れの評価{Mahler Transitional Dyspnea Index(TDI)総スコア} ※2のベースラインからの変化量(24週間後) (重要な副次評価項目)など
解析計画: COPD患者を対象に、レスピマット®ソフトミスト吸入器を用いてチオトロピウム+オロダテロール配合剤を1日1回、52週間吸入投与した際の有効性及び安全性を日本人部分集団と全集団で比較検討するため、事前に計画されたサブグループ解析を行った。
主要評価項目 
の結果
スピオルト®5μg/5μg(以下、スピオルト®)群の24週間後のFEV1AUC0-3h及びトラフFEV1のベースラインからの変化量は、各単剤〔スピリーバ®5μg(以下スピリーバ®)、オロダテロール5μg ※3)群に対して優越性が検証された(2試験においていずれもp<0.0001、MMRM、ただしTONADO®2試験のトラフFEV1変化量:p=0.0001 vs. スピリーバ®群)。24週間後のSGRQ総スコアのベースラインからの変化量は、各単剤(スピリーバ®、オロダテロール5μg ※3)群に対して優越性が検証された(それぞれp=0.025、p=0.002、MMRM)※2。〔日本人部分集団:スピオルト®群の24週間後のFEV1AUC0-3h及びトラフFEV1のベースラインからの変化量は、各単剤(スピリーバ®、オロダテロール5μg※3)群に対して増加した(それぞれnominal p<0.0001、MMRM)※2。〕

COPD患者さんは、加齢とともに最大吸気流量が低下することが報告されています。

年齢及びCOPD重症度でみた最大吸気流量(PIF)(海外データ)1)

対象 英国General Practice registerよりランダムに抽出された高齢COPD患者53名(平均年齢73.5歳)
方法 高齢COPD患者に対する吸入療法のベネフィットを評価するため、In-check DIALという機器を用いて、様々な吸入器を使用したときの最大吸気流量(PIF)を測定して客観的な評価を行った。また、使用している吸入器の種類、それぞれの吸入器の使いやすさ、利点、問題点などについて質問票を用いて直接患者に尋ねる方法で主観的な評価も行った。
  • Jarvis S, et al. Age Ageing 2007; 36(2): 213-218.

レスピマット®は細かいミストが、ゆっくり、長く噴霧される吸入デバイスで、薬剤の肺への沈着率が高いことが示されました。

各デバイスを用いた場合の吸入ステロイドの肺への沈着率※(γシンチグラフィのイメージ)(外国人データ)4)

対象 喘息患者14例
方法 吸入ステロイドと放射性物質を各デバイスを用いてクロスオーバー法にて投与し、薬剤の沈着率をγシンチグラフィにより測定した。吸入ステロイドには、レスピマット®及びタービュヘイラー®にブデソニドを、pMDI§にベクロメタゾンを用いた。タービュヘイラー®では、最大吸気速度が60L/min(=fast)と30L/min(=slow)の2パターンで測定した。
  • §: 本試験のベクロメタゾンpMDIは、HFA製剤ではなく、CFC製剤である。
  • 1)Jarvis S, et al. Age Ageing 2007; 36(2): 213-218.
  • 2)Tamura G. Allergol Int 2015; 64(4): 390-392.
  • 3)Hochrainer D, et al. J Aerosol Med 2005; 18(3): 273-282.†
  • 4)Pitcairn G, et al. J Aerosol Med 2005; 18(3): 264-272.†より改変
    †: 本試験はベーリンガーインゲルハイム社の支援により行われました。

スピオルト®はスピリーバ®§と比較し、有意な息切れ
(TDI総スコア)の改善が検証されました

息切れ(TDI総スコア)の変化(24週間後)[重要な副次評価項目]

息切れ(TDI総スコア)の変化(24週間後) [重要な副次評価項目]


共通ベースライン調整平均値(SE):全集団;6.54(0.03)、日本人;7.75(0.10)
解析方法:混合効果反復測定モデル(MMRM)
調整平均値 : 投与群、予定試験日、試験日と投与群の交互作用、ベースライン及び試験日とベースラインの交互作用を固定効果、患者を変量効果として調整
§:スピリーバ®レスピマット® チオトロピウム+オロダテロール配合剤2.5μg/5μg及びチオトロピウム2.5μg、オロダテロール5μgは承認外用量、国内未承認のため削除しました。

  • 1) Sauter W, et al. 承認時評価資料:国際共同COPD患者対象52週間有効性安全性試験(1237.5/6試験併合解析).より作図
  • 2) Buhl R, et al. Eur Respir J 2015; 45(4): 969-979.
  • 3) Sauter W, et al. 承認時評価資料:国際共同COPD患者対象52週間有効性安全性試験(1237.5/6試験併合解析).
  • 4) Ichinose M, et al. Int J Chron Obstruct Pulmon Dis 2016; 11: 2017-2027.より作図 著者に講演料/謝金を受領している者が含まれる。
  • 本試験はベーリンガーインゲルハイム社の支援により行われました。

安全性

日本人部分集団において副作用はスピオルト®群79例中9例(11.4%)、スピリーバ®群76例中4例(5.3%)に認められた。主な有害事象(10%以上)は鼻咽頭炎、COPD、気管支炎でスピオルト®群ではそれぞれ24例(30.4%)、19例(24.1%)、12例(15.2%)、スピリーバ®群ではそれぞれ15例(19.7%)、13例(17.1%)、9例(11.8%)であった。
重篤な有害事象はそれぞれ15例、14例に認められ、薬剤との関連が認められたものはスピオルト®群の1例(大動脈瘤破裂)のみであり、死亡例であった。
投与中止に至った有害事象はそれぞれ10例、6例に認められ、薬剤との関連が認められたものはスピオルト®群の皮膚炎、大動脈瘤破裂、咳嗽がそれぞれ1例であった。

  • ※1:チオトロピウム+オロダテロール配合剤2.5μg/5μg、チオトロピウム2.5μg、オロダテロール5μgは国内未承認です。
  • ※2:TONADO®1試験及びTONADO®2試験の併合データとして  ※3:オロダテロール5μgは国内未承認です。
  • チオトロピウム+オロダテロール配合剤2.5μg/5μg、チオトロピウム2.5μgは承認外用量のため、臨床成績から削除しました。
  • Sauter W, et al. 承認時評価資料:国際共同COPD患者対象52週間有効性安全性試験(1237.5/6試験併合解析).
    Buhl R, et al. Eur Respir J 2015; 45(4): 969-979.
    Sauter W, et al. 承認時評価資料:国際共同COPD患者対象52週間有効性安全性試験(1237.5/6試験併合解析).
    Ichinose M, et al. Int J Chron Obstruct Pulmon Dis 2016; 11: 2017-2027.より作図 著者に講演料/謝金を受領している者が含まれる。
    本試験はベーリンガーインゲルハイム社の支援により行われました。
スピオルト® レスピマット®の【効能・効果】 慢性閉塞性肺疾患(慢性気管支炎、肺気腫)の気道閉塞性障害に基づく諸症状の緩解(長時間作用性吸入抗コリン剤及び長時間作用性吸入β2刺激剤の併用が必要な場合)
<効能・効果に関連する使用上の注意> 本剤は慢性閉塞性肺疾患(COPD:慢性気管支炎、肺気腫)の維持療法に用いること。本剤は急性症状の軽減を目的とした薬剤ではない。
スピオルト® レスピマット®の【用法・用量】 通常、成人には1回2吸入(チオトロピウムとして5μg及びオロダテロールとして5μg)を1日1回吸入投与する。
<用法・用量に関連する使用上の注意> 本剤は1日1回、できるだけ同じ時間帯に吸入すること。患者に対し、本剤の過度の使用により不整脈、心停止等の重篤な副作用が発現する危険性があることを理解させ、1日1回を超えて投与しないよう注意を与えること。(「重要な基本的注意」、「過量投与」の項参照)
PC
作成年月:2020年6月